動画編集するならWindowsとMacどっちがいいのか?プロの立場でお答えします!

動画編集するならWindowsとMacどっちがいいのか?プロの立場でお応えします!

これから動画編集をはじめるんだけど、Windows と Mac、どっちが動画編集に最適なんだろうか?Windows と Mac どっちを選べば失敗しないか?

なんてことで悩んでませんか?
僕も動画編集をはじめる前は悩んでいて、当時はいろいろ調べていたのを思い出します。

パソコン自体そうそう買い替えるものでもないし、基本的に操作方法が違うので初心者のうちは、Windows ならWindows 。Mac なら Mac と決まったものを使い続けたいですよね。

まずは僕の環境ですが、メインで作業するデスクトップパソコンは、Windows 。お客さんとの打合せや出先で便利なノートパソコンは、Mac です。動画編集の作業環境としては、ほぼ100%、Windows で作業をしています。

じゃぁなぜ僕が Windows を選んでいるのか。

簡潔にいうとコスパです。

Windows の方が、圧倒的にコスパがいいんです!

動画編集用のパソコンは、比較的に高性能なパソコンが必要になるので、それなりの金額がします。仕事で使っていると3年~5年程度が買い替えのサイクルになるため、コスパは、めちゃくちゃ重要なポイントなんです。

目次

WindowsとMacで出来上がる動画に差はない

前提として Windows でも Mac でも作る人が同じなら出来上がる動画に大きな違いは生まれません。違いが出るとすれば動画編集ソフトによる 機能的な差や、本人のアイデアの違いが大きいでしょう。動画編集ソフトが同じであれば、まったく同じものが完成します。

なので、 Windows だからこんなスゴイ動画できた。Mac だからこんなすごい動画が出来たということには、基本的にならないんです。

なんなら Windows も Mac もパソコンを構成する基本パーツは、ほぼ同じものが入っています。違いは、OSのみ。パソコンを操作する基本システムが違うというだけなんですよね。

OS(オーエス)とは、(Operating System:オペレーティング システムの略)で、パソコンを操作するためのソフト。簡単に言うと、Windows そのもの。 Mac そのものを指す。

WindowsとMacを選ぶ基準

とはいえ Windows と Mac を 選ぶポイントはいくつかあります。

Windowsが好きか?Macが好きか?

上でも説明した通り、Windows でも Mac でも作る動画編集ソフトが同じであれば出来上がる動画に差は出来ません。

単純に Windows が好き、または、 Windows しか使ったことがないのであれば Windows で動画編集をはじめるのもいいと思います。Mac も同じで、Mac  が好きだ!または、Mac しか使ったことがないのであれば Mac で動画編集をはじめるのもいいです。

使ったことない OS を使うよりも 慣れ親しんだ OS で動画編集をした方が、すんなり作業が出来ます。ただでさえ動画編集ソフトの使い方を覚えなくちゃいけないのに、新しいOSの使い方まで覚えるとなると最初にかかるストレスも大きくなります。

対応する動画編集ソフトで比較

使う動画編集ソフトで Windows か Mac かを決めるというのも選択の一つです。

動画編集ソフトの中には Windows のみにしか対応していないものや、逆にMac のみにしか対応していないものがあるので、使いたい動画編集ソフトで Windows か Mac を選ぶという選び方もあります。

ただし定番の動画編集ソフトや人気の動画編集ソフトは、ほぼ Windows と Mac に対応しているものが多いので それほど重要ではないかもしれません。 有名なものだと、 Apple 社が開発する Final Cut Pro X や iMovie なんかは、Mac にしか対応していません。

Final Cut Pro X や iMovieがどうしても使いたい場合は、Mac を選ぶしかないですね。

パソコン使用時の安定性で比較

Windows と Mac を長年使ってきた体感として、パソコンがフリーズ(固まる)や落ちる(ブルースクリーン)などのトラブル頻度が Windows の方が若干多いと感じています。

もちろん僕の環境は、メインが Windows なので、使用時間やパソコン自体に掛ける負荷も圧倒的に違うため比較がフェアではないという点はご了承下さい。

といっても10年以上も Windows をメインで使ってきているので実用に耐えられないレベルではなく、僅かにトラブルが多いという感じですかね。Mac の方が OS から本体まで自社で一貫して製造していることが強みであり、結果としてトラブルが少ないのではと思います。

コストパフォーマンスで比較

僕が最も重要視しているのが、コストパフォーマンスです。Windows でも Mac でも出来ることが同じであれば、1番の選ぶポイントは、パソコンの購入費用です。

同じ性能のパソコンを購入するなら Windows の方が断然コストパフォーマンスが高いです。

Windows と Mac の価格比較

Windows パソコンと Mac パソコンを同程度の性能のものを比較しました。

  Windows Mac Pro
CPU 8コア / 3.60GHz 8コア / 3.0GHz
メモリ 32GB 32GB
SSD 500GB 512GB
グラフィックボード NVIDIA Quadro P4000 デュアルAMD FirePro D700
価格 ¥323,600 ¥464,800
※2018.09.07調べ。Windowsは、マウスコンピューター製品から、Macはアップル公式サイトから選定。グラフィックボードの性能比較については、こちらのサイトを参照。

上の表のように、ほぼ同じ性能のパソコンを比較すると、 Windows の方が、10万円以上コストを抑えて手に入ることがわかります。

動画編集ソフトで出来ることが同じとなれば、動画編集を続ける前提として、買い替えのことや長期的な目で見ると、ランニングコストが抑えられる Windows の方が圧倒的に利点が大きいということになります。

長期的に見て複数台買い替えが必要とすれば、Windows と Mac では、トータル費用が大きく変わり、その差額は、数十万円と決してバカに出来ない金額になってきます。コスパという部分においては Windows を選ぶ利点が、かなり高いといえます。

僕が、Windows をメインに長年使ってきた1番の理由でもあります。

さいごに

動画編集において Windows と Mac を選ぶ 基準について説明しましたが、考えはまとまり納得できる答えは導き出せましたか?

動画編集という作業においては、価格を除いて Windows と Mac のどちらもを選んでも良いという結論です。パソコンは、あくまで動画を作るための道具ですので、大切なことは、 Windows か Mac かというより自分がどんな動画を作りたいかという一点に限ります。

この記事を見てる人は、動画編集をこれから始める人だと思うので、まずは作りたい動画を作って動画編集を楽しんでもらうのが1番だと思います。

買い忘れたモノはないですか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次