After Effects初心者が使い方を最速で覚えて中級者になる方法

After Effects初心者が使い方を最速で覚えて中級者になる方法

After Effectsは映画やテレビなどで出てくるビジュアルエフェクトを制作する定番ソフトです。使いこなせれば映像表現の幅がグッと広がります。

出来ることが多い分使いこなせるようになるには、それなりの経験値が必要なことは言うまでもありません。初めてAfter Effectsを触る人にとっては、なかなかハードルの高いソフトであり、勝手が分からず挫折してしまう人も多いと思います。

僕の経験的におすすめの学習方法があるので、After Effectsをこれから学習しようとしている人に効率よくAfter Effectsの使いかたを覚える方法のアドバイスになればと思います。

あ、余談ですが、After Effectsの読み方をアフターエフェクトという人が多いように感じますが正式には、アフターエフェクツです。頭文字のみとってAE(エーイー)という人も多いです。

目次

教則本は使わない

なぜ教則本をおすすめしないかというと、ツールやエフェクトの解説のみをまとめたものだったり作例がいまいち使いどころがないようなものが多いからです。

僕自身、教則本を購入したけど「まったく役に立たなかった」という本が数冊あります。

お金で言うと15,000円ぐらいは無駄なお金になりました。悲しス。

正直、エフェクトなんかは使うだけではパッとした効果がありません。設定やちょっとしたひと手間が威力を発揮します。教則本はこの「ちょっとしたひと手間」が欠けていたりします。

あとAfter Effectsで凝った映像を作ろうとすると、どうしても工数が増えてきます。教則本でそれらをわかりやすくまとめるにはニュアンスやボリュームなど含め、上図にまとめることが非常に難しいのではないかと思うからです。

それでも教則本がいいとう人へ

すべての教則本がダメなわけではありません。After Effectsの教則本は少ないですが、その中でおすすめ出来るのが以下の本です。

少し古い本ですが、非常に内容の濃い解説書です。現行のCCに比べ若干操作方法が違う部分があるかもしれません。

実写合成について詳しく書かれた教則本です。実写合成が上手くなりたい人におすすめです。

ビデオチュートリアルが最強

After Effectsを学習したいならビデオチュートリアルが最強です。動画のチュートリアルにそって同じ操作をすれば同じビジュアルエフェクトが完成します。

結局のところ手を動かすことがAfter Effects上達の最短コースなのです。

教則本であれば肝心な部分が不明確な場合などがでてくるのも教則本をおすすめしない理由です。

おすすめ動画チュートリアルサイト

VIDEOCOPILOT(ビデオ・コパイロット)

VIDEO-COPILOTトップページ

アンドリュー・クレイマー氏によって設立されたプロダクションでハリウッド映画のビジュアルエフェクトなどを制作しています。After Effects界隈では非常に有名な方です。

チュートリアルの他に映像素材やAfter Effectsのプラグイン(追加エフェクト)などの開発販売も行っています。これがかなり使えますwww

VIDEOCOPILOTのチュートリアルをすべてコンプリートすれば、中級者の仲間入り間違いなし!

クオリティはもちろんのこと、チュートリアルの種類がかなり豊富で実践にも応用が利くものばかりです。僕自身もこのサイトには未だに大変お世話になっています。また、チュートリアルの一覧ページではマウスオーバーでビジュアルエフェクトが再生されるのもユーザーにはうれしい仕様ですね。

ただし解説が英語なのと使用しているAfter Effects自体も英語バージョンなので多少英単語の理解がないとつまずくかもしれません。

逆に英語チュートリアルを聞きすぎて英単語を覚えることが出来るかもしれませんww

他にもあるよ。チュートリアルサイト

正直、初心者の人には「VIDEOCOPILOTだけやっとけばOK!」です。さらに勉強熱心な人もいると思うので、以下のチュートリアルサイトもどうぞ。

envatotuts+

https://cgi.tutsplus.com/categories/adobe-after-effects

Motion Array

https://motionarray.com/tutorials/after-effects-tutorials

motionworks

http://motionworks.net/tutorials/

※AFTER EFFECTS、CINEMA4D、BREAKDOWNSと3つのタブがあるのでAFTER EFFECTSのタブをクリックすればAfter Effectsのチュートリアルのみ表示されます。

ダストマンTips

イケてる After Effects チュートリアルは、海外アーティストのものがほとんどですが、とうとう日本人からも出ました。ダストマンさん!

チュートリアルの作例もクオリティが高く「日本語のチュートリアルがいい」という人には、ピッタリです。

動画共有サイト

動画共有サイトにもビデオチュートリアルは腐るほどあります。品質にはバラツキがあるもののやりたいことのヒントは見つかると思います。

Youtube

https://www.youtube.com/results?search_query=after+effects+tutorial

vimeo

https://vimeo.com/search/page:3?q=after+effects+tutorial

ハイクオリティーヴィジュアルエフェクトのチュートリアルが買える

Mattrunks

https://mattrunks.com/en/tutorials/software/after-effects

フリーのチュートリアルもありますがハイクオリティーなヴィジュアルエフェクトのチュートリアルを販売しています。

仕事で使う場合はいいかも。

After Effects上達の極意

とにかく最初は真似。真似。真似。

いいなぁと思ったものはどんどんコピーして作って行きましょう!

ゼロから何かを作り出せる人なんていないのですから沢山真似をして自分流のアプローチを見つけるといいと思います。

After Effectsを覚えたいと思ったということは、何か影響を受けている映像があると思います。まずはその映像をどうやって再現できるか挑戦することがいいと思います。

で、映像を作る時にきをつけてほしいのが

「作りたいものをイメージしてから制作に取り掛かる」

僕が最初のころそうだったのですが、AfterEffectsの使い方を覚えてくると、使えるテクニックの中で表現しようと無意識に考えてしまいます。演出ではなく「使えるエフェクトで何かできないか?」

こうなってしまうとせっかく映像で何かを伝えたいのに、伝える内容がブレてしまって映像としての意味がなくなってしまいます。大切なことは作りたいものがあって、それをどう表現してどう伝えるかです。

AfterEffectsは道具であって1ツールでしかありません。

作りたいものがあって、それを作る補助ツールです。なんならAfter Effectsじゃないツールの方が簡単に再現出来るかもしれません。

最初のころはソフトを使うのが楽しくて、あんなことできないかな?こんなことできないかな?と脱線してしまうかもしれません。伝えるための手段として動画があることを忘れない様にしましょう。

買い忘れたモノはないですか?

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